2005年04月03日

ツボな役者さんファイル その2 ハーヴェイ・フェアステイン

ミュージカルというものをそんなに愛しているわけではないけれど
去年はどうしてもブロードウェーに出かけて行って
ぜひとも観たいミュージカル作品がありました。
そのタイトルは『ヘアスプレー』

トニー賞を獲ったので、もしかしたらご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
これに主演していたのが私が愛してやまない本日の主役
ハーヴェイ・フェアステインであります。

22m-1.jpg


1954年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。
舞台俳優、映画俳優、そして劇作家。
あ、それ以前にまず言っておかねばならないことが。
彼はゲイです。
それもカミングアウトしたゲイ(笑)。
そして才能豊かなゲイ。

半自伝的作品である『トーチソング・トリロジー』
1983年のトニー賞(主演男優賞と作品賞)を受賞し、その映画化作品にも主演。
オカマを象徴するようなダミ声で強気なことを言うくせに
彼氏が目覚める前にベッドから這い出て、ヒゲを剃ってから
またベッドに潜り込むなんていう
淋しくて悲しくて、だけど憎めないアーノルドを好演。
同性愛だから異性愛だから、という前に
一人の人間として当たり前に人を愛したい、人に愛されたいという思いが
たくさん詰まった作品でした。


以降、映画では『インディペンデンス・デイ』や『ミセス・ダウト』あたりで見せた
ちょっと気の弱いタイプの脇役として欠かせない存在として活躍。
『ムーラン』や『シンプソンズ』では声の仕事もしていますが
『ヘアスプレー』での活躍を見ると、やっぱり舞台の人なのかなぁ。
あ、ちなみに『ヘアスプレー』というのは変人…じゃなかった
奇才ジョン・ウォーターズ
女優(なのかね?本人はそのつもりだったんだろうけど…)ディヴァイン主演で撮った映画のミュージカル舞台化で、
ハーヴェイはもちろんディヴァインが演じたお母さん役をやっております。
(って書くとデヴァイン知ってる人は
「あーなるほど」と言ってくれるわな、多分・笑)

今年2月からは何と!再びブロードウェーに戻り
『屋根の上のバイオリン弾き』
テヴィエをやってるんですよ、奥さん!
あらま〜って感じですが、もちろん彼も名前のとおりユダヤ人ですから
そういう意味ではこういう役もうれしいかもな。

現在、ミュージカル『ヘアスプレー』の映画化の話があるらしく
これにも主演するのでは?と。
ぜひやってほしいけど、日本公開は難しそうですなぁ。

そして、彼を語る上で忘れられないのが
ハーヴェイがナレーターを務めるドキュメンタリー映画
『ハーヴェイ・ミルク』(原題:The Times of Harvey Milk)。
あんまりいい映画なので、中身はまた別のときに書こう(笑)。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006S25Q/qid=1112462598/sr=8-3/ref=sr_8_xs_ap_i3_xgl14/250-1205035-2941019
posted by チャッピぃ at 02:29| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ツボな役者さんファイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月17日

ツボな役者さんファイル その1 ジョー・ドン・ベイカー

日本でももっと知られてほしい!
そんなツボな役者さんを謹んでご紹介。
記念すべき1人目は…

ジョー・ドン・ベイカー(Joe Don Baker)
(敬称略)。

最近は『007』シリーズの脇役で知られるようになってしまった
体のデカい個性派俳優。
1936年2月12日テキサス生まれ、見るからに頼りになりそうな風貌の、
目じりの下がった笑顔のカワイイ人のよさそうなオッサン、現在69歳。

写真なかなか見つからないので(そんなにマイナーなのか、やっぱり)
顔を知りたい人はこちらのHPへお邪魔してみてください↓。
http://www.geocities.com/Hollywood/Lot/5700/gallery.htm



彼をアメリカで最初に有名にした作品は
あのロック主演で最近リメイクされた『ウォーキング・トール』
オリジナル(1972年)。
腐りきった町の悪を、自らの手で一掃した元プロレスラーの保安官役で好評を博し、
一躍アクションB級映画の主役に仲間入り。
バット持たせたらこれほど絵になる男もいませんぜ、いえマジで。

翌1973年、ドン・シーゲル監督全盛期の傑作『突破口!』
これまたすこぶる残虐な殺し屋の役で登場。
主役のウォルター・マッソー(意外なキャスティングでしたが
この人もえらい好演)と互角に渡り合い、
映画史に残るおっかない悪役を演じた人物として未だに語り継がれております。

その後は本人の好みだったのか食ってくためだったのか分かりませんが
『新バニシング IN 60" スピードトラップ』のような
B級アクションを量産。
車かっ飛ばして、オネ−チャンがいて、アクション満載、愛すべき典型的B級(笑)。

1979年、テレビシリーズ『特捜警部アイシャイド』
http://teleplay.seesaa.net/article/1288578.html

ようやくスーツを着る役回りに。
ドンパチだけの刑事ものが多い中、警察内部の問題までを浮上させたり、と
ひと味違ったスタイルで人気を得る。
(ちなみに、このシリーズでアイシャイドが飼ってる猫の名前、
英語では‘PC(警視総監)’だったのですが、日本語吹替えでは
確か'部長'と呼ばれていた気が。
夜な夜な外に出かけてはいい思いをして窓から帰ってくる'部長'に
「いいですねえ、部長はモテて」みたいなこと言う独身40男の本部長殿…笑えます)

80年代に入ってからは、脇役に回って個性派として活躍。
シリアスな芝居からコメディまでちゃんとやってしまえて、
さらにときどき見せるその笑顔がカワイイのですよ。
さらなるご活躍を期待しております。
posted by チャッピぃ at 23:39| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ツボな役者さんファイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。