2007年03月12日

苦手な音。

黒板引っ掻く音が嫌いだと言う人って結構いますが、
私が一番苦手な音は、掃除機の吸い込み音かな。
「それって何かのトラウマなの?」って訊かれて
いろいろ考えてみるけど、
別に掃除機に吸い込まれた経験があるわけじゃない。
(当たり前か・笑)
でも何となくイヤじゃないですか?あのギューンていう音。

今日は外出してくたびれていたので、
少しボーッとしたくてNHK教育の「芸術劇場」にチャンネルを。
http://www.nhk.or.jp/art/

(作ってる人がどう考えてるかは別として、
この番組は“我的なーんも考えないで観る番組”なのです)
そしたらいきなり勅使河原三郎さんが大写しで出て来た。
どうやら今週は舞踏か〜ちょうどいいや、うとうとし始めたし。
勅使河原さん、相変わらず頭デカいな〜なんて思いつつ
コタツに入ってちょっとうとうと…

………

ん?何か嫌な音が……
なんだ?

…ふと目を開けると、砕けたガラスが敷き詰められた舞台で
踊りまくる勅使河原さんの足元が大写しに!
うーわっ!
ガシャガシャ、ザクザク、えらく恐ろしい音。
おまけに飛び散ったガラスが脚に刺さりそうで怖いったらない。
「SAW 3」のクリップで観た注射器だらけの上に落ちるシーンを
思い出しちまったじゃないですか。

ガラスという素材の質感とか、光の具合とか、
あるいはそこで踊るということとか、
追究したい気持ちになるのは十分分かりますが
そんなことしなくても十分アートしてるんですから
怖いことやめて〜。
ウラのBSで野茂観ときゃよかったわさ。
(『不屈のトルネード』、よかったねえ。
イチローとか松井なんて目じゃないッス。
あたしゃ断然野茂びいきですわ)
posted by チャッピぃ at 00:04| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

『朧の森に棲む鬼』

いやースゴいッスよ〜染サマは。
私にとっちゃ決して贔屓の役者じゃありませんけど、
“この役者が出てくるだけで華がある”とか、“舞台がホントに引き締まる”って事態が
自分の目の前で実際に起こってるんだから認めざるを得ない。

極端な話、十分に楽しめた『アテルイ』はあくまでも序章だったんだ〜と
思えるくらい、染サマは個人としてもパワーアップし、
染×新感線のチームワークは明らかにパワーアップしております。
新感線が本来持っている、恐ろしいくらいのスピード感とお茶目なテイストを残しつつ、
毒と華のDNAを併せ持つ染サマが参加する相乗効果ってやつでしょうか。
これでもか!な殺陣と、役者たちの魅力がぶつかり合って
個人的には歌舞伎やってる市川染五郎より、こっちの染五郎のほうが
ずっと魅力的にさえ見えてしまうんですわ、いえ、マジで。

だって脇がいいんだもの。
相棒キンタが阿部サダヲですよ。
賢いよ〜彼は。
1人で舞台に出てるときは、ホントにはしゃぎまくるけど
染サマと一緒にいる時は決して出っ張らない。
けど決して引きすぎてるわけでもない。
小気味良いのですよ、この微妙な感覚が。
後半、染×古チンのやりとりの時も、ピーンと張りつめた緊張感が心地いい。
本業のほうではこれほど彼の芝居を受け止めてくれる役者が
今いないんじゃないかなぁ〜と思うと、
歌舞伎より、いのうえ歌舞伎の時の彼のほうが
本当の彼なんじゃないかと思っちまうわけです。

物語はシェイクスピアの『リチャード3世』をベースにしたということですが
矛盾を内に秘めた感のあるリチャード3世に比べると、
染サマが演じるライはもっとすっきり“悪”な感じ。
芝居で観ても今ひとつ感情移入しにくい『リチャード3世』に比べ、
見ていて小気味いいワルぶりで、かつ美しい。
美しい、といえば場面転換も相変わらず美しい。
お見事なスピード感。
かつ秋山菜津子さんは本当に美しい(笑)。


途中、サダヲが歌い始めたところで同行Wちゃん狂喜!
ん〜相変わらずいいノリだぁ〜(by ナベあつし)
すみません、なにぶんにもグループ魂ファンなもので…。
もちろん、高田聖子さんも歌うのよ。
相変わらずマイクが仕込まれた扇子で(笑)。
でもねー劇団☆新感線で“歌う”と言ったら、やっぱりあの人は外せないでしょ。
誰ってほら古田新之丞…じゃなかった古田新太。
古チンいつ歌うのかなぁ〜、今回はどこからマイクを出すのかなぁ〜と
期待しておりましたが…

歌わねーのかよっ!

ちぇっ。
まあ、そこまで盛り込めとは言えねーか。
そのほか、どうにも残念だったのはお得意の音響のせいで、
ところどころ染サマのセリフが聞き取りにくかったこと。
早口なせいもありますが、もったいないよ。


ちなみに演出のいのうえひでのり氏は前作『メタル マクベス』で
千田是也賞を受賞。
いやー、いよいよ大先生の仲間入りか?

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20070117dde018040066000c.html



染サマ出演の影響で
普段の新感線の舞台ではあり得ないくらい、
品の良さそうなオジサマとオバサマが集った新橋演舞場。
皆さーん、メタルな音楽効果はお気に召していただけましたでしょうか(笑)。

個人的には『ライオンキング』より中島かずき×いのうえ歌舞伎に期待大な私。
次のコラボも見逃せません。
ただねえ…チケットが獲れないのよねえ。

posted by チャッピぃ at 23:50| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ライオンキング』

劇団四季ですよ、奥さん。
何年ぶりだろ?
演目は忘れちゃったけど、たぶんかなり前に
石丸幹二で『アスペクツ・オブ・ラブ』観たのが最後だったような…
あ、そのあとどっかで加藤敬二も観たような気もするなぁ…。
いずれもオジサンになっちゃったけど…(笑)。

正直なところ、ミュージカルって日本語に向いてないと思うのですわ。
英語と違って音にのっかりにくいんですよね。
あと…日本人がいくら頑張っても、体型とか手足の短さとか
(もちろん、最近は日本人の体型も見劣りしなくなってきましたが)
声量とか踊りとか、いろんなところでやっぱり向いてない気が…。
四季に所属している人も、並々ならぬ努力や訓練を積んでいるのは分かるけど
ブロードウェーで観たりすると、あまりのレベルの違いに愕然としちまうわけで…。
同じ日本人として悲しくなるのよね、ホント。


ま、今回は母のつきそいでして、
四季友の会ってのに入ってる友人にチケットを頼み、
前から数えて数列目、な良席で観劇できました。
さすがは四季友の会

しっかしこれ、観れば観るほど『ジャングル大帝』じゃないスか。
映画のときもかなりいろいろ言われてたみたいだけど(私は未見)、
えらい似てますよ、やはり。
母も中休みに「これ昔テレビでマンガだったわよね」と。
年とったからって馬鹿にならないですよ、昔の人の記憶は(笑)。

んで、同じく母との共通した感想が「舞台が狭い」。
エラい数の役者が、しかもさまざまな扮装で踊ったり歌ったりするわけですが、
幅も奥行きももう少し余裕が必要な気が。
なんかぶつかっちゃいそうな感じさえするし、観ていて窮屈。
“画期的”とさえ言われた衣装や工夫された舞台がもったいないッスよ、これじゃ。
竹馬みたいなのとか、からくり人形みたいなのとか、影絵とか
アフリカというよりインドネシアとかタイあたりの表現方法から
大いにヒントを得たと思われる衣装はやっぱり面白いですもん。
せっかくだったら、もっと伸び伸びと踊らせてあげたいよね。
ただ、DJ OZMA事件があったばっかりだから
“草”役の人の全身タイツにはちょっと笑ってしまった。
こっちのもかなりセクスィ〜ですわ(笑)。

あ、どっかで見たことある…と思ったのは
湖に見立てられた大きな丸い布を舞台床中央に空けてある穴からどんどん引いて、
枯渇の様子を見せる場面。
これ、浅利慶太氏がオペラで『蝶々夫人』の演出したときもやってましたね。
あっちは蝶々夫人が自害するラストシーンで、
白い布を四隅から引くと、その下が真っ赤(血)っていう演出でしたけど。
あ、でもこれはブロードウェーオリジナルだから浅利氏のアイディアではないのか。

お芝居としては…
王ライオン・ムファサ役と子役のシンバがとてもいい感じだったので
前半なかなかに気持ちよく観ていたのですが、
いかんせん後半に成長したラナ役で出て来た役者さんがよろしくなかった。
正直、日本語がたどたどしい方でした。
おそらくは日本人ではなさそうなアクセントだったので責められないんですが…
それが四季特有の“母音法”(母音をはっきり発音する独特の喋り方、歌い方のこと)で
際立ってしまって、気になる気になる。
あれって善し悪しなのよね。
我的にはもう芝居があっちのほうにいってしまって…
彼女が出てくるたびに「またか」とシラけてしまう。
もう少し自然にセリフを言わせてあげさえすれば、
そんなに目立たないんじゃないかと思うんですがねえ。

あと、ラフィキが“サル”だってこと、
「エテ公」って呼ばれてるの聞いて初めて知って驚いた(笑)。
そうか、顔からするとマンドリルか何かなんだよね、たぶん。
(『ジャングル大帝』でも知恵のあるマンドリルのお爺さんが出て来たもんな)
でも、演じてる役者さんは、どう見てもサルっぽい感じじゃなかったんですってば。
パイナップルみたいな頭だな〜くらいな印象と、
“このキャラクターはきっと架空の動物だな” くらいな気持ちで見てたんですわ。
エテ公とは……せめて「ウキーッ」くらい言ってくれればなぁ〜(笑)。


posted by チャッピぃ at 01:09| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月19日

大人が出てきた日。

Wさんと2人して大人計画の『ウーマンリブ先生』に。

久々の芝居でしたが、宮藤さん全壊…もとい全開なエログロネタで
私、何ヵ月ぶりかで腹抱えて笑いました。
ただ、かなりえげつなかったので
もしかして最近の大人人気で観に来た女の子なんかは
ちょっと退いちゃったかも…、と。
でも、最近“作家”づいてる松尾さんが書かなくなってる大人計画の真骨頂
(と呼べるほど高尚なものではない気がするが…)が描かれていたような…
それってつまり、観る人を疲れさせるほどのアホらしさも含むわけですが…。

しかしクドカンの芝居だと、松尾さん、やたら喋るよね。
テレビドラマなんかでもそうじゃないですか?
宮藤さんは喋る松尾さんがよほど好きなんだろうな、といつも思うのですわ。
くぷぷ……まあ確かにちょっとかわいいもんね。
ただ、今回のネタは松尾さん以上に客演の古田新太のためのネタって感じで
歌う、脱ぐ、女装する(紫のランジェリー姿)、と古チン大サービス。
ファンは必見(明日が千秋楽)。


夜、NHKで『18年目の学園祭〜大人計画フェスティバル』、
おっと奇しくも今日は我的“大人”の日か。
(去年の紅白と言い、NHKが大人頼みなのが何か気色悪い)


コレ、行けなかったんだよなぁ〜と思って見てたら
案内役の大沢たかおが、自分も1年半だけ大人に在籍してた、
とカミングアウトしてる! なにィ?マジですか?
バカバカしさに憧れて入団、阿部サダヲ、猫背椿と同期だったんだ、と。


さらには当時の芸名について
「大沢蝉之介……嫌だった」って…
嫌だったってアータ、
そんなこと言うヤツがあの劇団に入るワケなかろうが(笑)。


そして辞めた理由が、新人に自分と同じ
(村杉)蝉之介の名がついたからって

………。

…すいません…もしかしてこれネタですか。
(はい、見事にネタでしたぁ〜・爆)


長坂まき子さん(大人計画社長)まで番組に出てくる上に、
「当時“青島寒月とキャラが被ってる”と言われた」なんて
もっともらしい話までするから、信じかけちまったぜ>自分。

大人計画フェスティバルの模様は11月25日にBS2で放送だそうです。
チョコバナナ屋で石鹸クンと握手してきたWさん、
「手、洗ってないよ〜」と言って握手を分けてくれたっけ。
ありがとWちゃま〜。





posted by チャッピぃ at 01:55| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

『労働者M』

KERAの書く芝居がそんなに得意なわけではないものの
一昨年だったか『カメレオンズ・リップ』が割と楽しめたので行ってみようかと。
もちろん松尾さん目当て、という説もあるわけですが…(笑)。

top.jpg



KERAって人はエラい気を遣う人だ、という印象が私には常にあって
例えば彼は自分で「モンティパイソンファンである」と公言しているわけですが
音楽やってても芝居やってても、目指しているところがモンティパイソンでありながら
常にお客さんのほうを向いて
「分かる?ねえ分かってくれてる?」みたいな遠慮というか気遣いというか
そういうのが常に自分の中にある人で、
「俺が行きたいのはこっちなんだぜ、お前らついて来やがれ!』みたいな
我が儘っぷりというか、身勝手さに欠ける気がしてたわけです。

でも今回はそういう気遣いをやめたようです>ケラリーノ・サンドロビッチ氏。
お得意の不条理な世界感を二重構えで構築し、
さらにはその世界感が交互に出てきたかと思えばいきなり重なり合ったり離れたり、
そこに生まれる妙な一体感やら違和感、ぎこちなさ。
重なり合う世界はどうしてこの2つなのか?
どうしてこの2つでなければならなかったのか?
随所にちりばめられている細かなネタのあれこれに
クスクス反応しながらも観ている側に生まれた「?」を
彼は今回、受け止めようとはしておりません。
自分の書いた世界に客がついてこられようとこられまいと
「おう、お前らついて来いよ!」ってやっちまった…というか
ついにやれちまったらしい。
いいじゃん、それも。


でもこれ、出てる人たちがこれだけ達者ぞろいでなかったら…
我的には結構キッツいものがあったかもな。
進行役をやってる堤真一つかまえて「アンタ誰と話してんの」式にツッコミ入れる
秋山菜津子や犬山イヌ子は、きっと演劇ファンには大受けだろうけど。
(ああいう仕立て方ってスゴい不自然に感じるときあるよね、同感)
松尾さんがkyon2を抱きしめるとき、
すっごい一生懸命抱きしめてたのにも大笑いしつつ、
何かが吹っ切れた(?)らしいケラの次回作に期待。



posted by チャッピぃ at 23:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月07日

いいなぁ〜。

朝っぱらからY君がヘラヘラして近づいてきた。
「ちょっとちょっと、コレ聴いてくださいよ〜」
おもむろに新しい携帯電話を私に突き出す。
「?」

…と、いきなり聞き覚えのある歌声が…

♪オレよりバカがい〜た〜 えらい話だ〜

「こ…これは…もしや…」
「へへ〜いいでしょう〜」


彼の話では今、ボーダフォン×Bunkamura のコラボで
ボーダフォンのユーザーのみ
『キレイ 神様と待ち合わせした女』の着うたを無料ダウンロードできるんだそうな。




私以上にサダヲファンであるWちゃんも駆けつけ、
「いいなぁ〜」を連発。
しかし共にau派の我々なので、指をくわえているしかない。

いいなぁ〜。
posted by チャッピぃ at 15:27| ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月24日

『LAST SHOW』 とってもネタバレ、ただし文字色変えました。

昨年観た『ピローマン』があまりにもよかったので
長塚圭史 作・演出だと「絶対怖いに違いない」
と思いながらも、やっぱり観たい気持ちは抑えきれず、
行ってしまいました>パルコ劇場。


北村有起哉、中山祐一朗、古田新太…
なんかうさん臭い3人だけど、ちょっと面白そう。
なーんだ〜いい感じじゃん。

北村君の奥さん役の永作博美ちゃん登場。
この人、ただのアイドル上がりとちょっと違って好き。
かわいいだけじゃない強さがある。

そして風間杜夫さん登場。
いきなり謎めいた役回りだけど…これは…



およっ!

風間、いきなり永作の腹めがけて膝蹴り。
げっ!

永作「何すんのよ。赤ちゃんいるかもしれないのよ」
風間「約束したろう?」

はぁ?


確かに、舅の風間に対し、妊娠してるかもしれないと打ち明けたとき、
「もし琢哉(夫/北村有起哉)が喜ばなかったら殴ってやってくださいね」
と永作ちゃんが言ったら
「で、アイツが喜んだらアンタ(永作ちゃん)を殴ったりしてな」と
舅のアンタが言ってはいましたよ。いましたけどね、でもねえ〜



そう来る?
あらま〜そう来ちゃうかー


なんか雲行き怪しくなってきたよ、オイ。



さらに…

動物を愛してやまないはずの(うさん臭いけど)古チンの飼い犬が
半分喰われた状態で発見され…


げげげっ!

さらに塩ふって続きも喰う古田新太。
すいません、なんかとても美味しそうにさえ見えるんですけど(笑)。
聞けば死んだ母親も愛のために喰ったと言う。

まさかそんなことまで…



それでも目が離せないってのは
これが作品力?あるいは演出力ですかね?
すンごい残酷シーンの連続なのに、ちょっと笑っちゃったりして
(マヨネーズネタとか)
「あ、まじい」なんて一瞬思ってる自分に戸惑ったり…。
参ったね、コレは。

市川しんぺーさんの登場の仕方についてはもはや反則。
彼と永作さんのやり取りにすすり泣く声も聞こえてきてるあたり、
完全に長塚マジックにやられちゃった人続出。

自分的には話の落とし方、イマイチ好きになれませんでしたが
見応えはありました。

ただねえ…
長塚圭史さんて人の頭ン中は…
かなりイッちゃってる気が…
やっぱりこの人が他人の作品を演出してる時だけ観に行くようにしよう。
マメット好きなので『エドモンド』だったらきっと安心して観られるよな、うん。
(チケット獲り損なってることが問題だけど…)

posted by チャッピぃ at 22:17| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月09日

『キレイ』

初演はチケット獲れなかった松尾スズキ作・演出の舞台の再演。
『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』で露出が増えたあたりからか
大人計画関連のチケットはホントに獲りにくくなっちまいました。
しかーし、
今回はやたらクジ運のいい友人Wちゃんがプレオを当てた!
やったね奥さん(Wちゃんは亭主子持ち)!


まだ初日から何日も経ってなかったけど再演されるくらいですから完成度は高い。
前回観た『イケニエの人』なんかと比べると(比べちゃいけないんだろうけど)
はるかに面白いし楽しい。
松尾さんの作品はテレがあるとすぐ分かっちゃうし、
それでなくてもこの方やたらテレ屋だし、
『イケニエ〜』なんかは観てる方が恥ずかしくなるくらいテレてた感じがしたけど
これにはテレがない。
徹底して松尾ワールドできてて観てる方ものめり込める。

しょっぱなの岡本健一のジャンプキックの素晴らしさと
(こんなに何度やってもジャンプキックが美しく決まる人も珍しい。
次の仮面ライダーどうでしょう?)
いきなりのキス(もち男同士)にド肝を抜かれ、
ちょっと痩せた阿部サダヲの歌に酔い、
(破壊じゃないけどバカキャラは一緒です)
相変わらずテンション高い片桐はいりに圧倒され、
(疲れ知らずな人だ)
出てくると全部持ってく秋山菜津子に感心し、
(うますぎてちょっと苦手)
古田新太の後で橋本じゅんはやりにくかろうな、とか
クドカンはこの役に向いてないのでは?とか
松尾さん何で股引姿なの?とか
いろいろ考えているうちに3時間半、あっという間に経っちゃった。
いいわコレ。
もう一度観たい。

鈴木蘭々ちゃん、言葉は悪いけど“ケガレ”流に言えば、
アンタこれやって儲けたよ。
もちろん、松尾さんがやらせたかった酒井若菜で観てみたい気もするけど
その声や雰囲気、ハマってたもん。
んーでも酒井若菜でも観たいぞ。
再々演、お願いします。


で、細かいことなんですけど、今回の我的ツボは
劇中でジュッテン(大浦龍宇一)が歌う『見えた!』って歌の歌詞、
つーか歌の合いの手部分。

♪見てやるんだ 見てやるんだ 成人式の袋の中身を 

のあとはパンフにある歌詞
「ユンピョウのポスター」
じゃなくて
「押尾学のプライベート写真集」
だったでしょ?
ちゃんと持ってる垂れ幕もそうなってたし。
(まあ今時ユンピョウはねえだろう、とは思うけどさ)


まさか松尾さんから押尾学が出てきたとは思えないんですけど…
松尾さん、もしかしてLIVファンですか(笑)?
だったらスゴいうれしいかも。
何を隠そう私も押尾先生むっちゃ好きですねん(爆)。
(いや、ファンてわけでなく、いじりがいがある…というかありすぎる!)
あのキャラは捨てがたいよねえ〜。
posted by チャッピぃ at 23:36| ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月26日

『隣の男』

普通、映画やお芝居ってのは、
よくも悪くも最後には“答え”ってもんが出て
劇場を後にした私に「そうだよな〜」とか
「それじゃいかんだろう」とか、「それじゃつまらんわい」とか
さまざまな思いを残してくれるもんですが、
この人の書いた芝居ってのは観終わると
「で?」とか「だから?」あるいは「何?」を私に残します。

岩松了さん。
アンタのことやがな(笑)。

なんでかなー、岩松さんの芝居観ると
いつも“哲学”って言葉が頭に浮かんじゃう。
ほれ、あの
「私は自分が無知であるという事実以外何も知らない」だの、
「人は答えを見つけうる問いのみを聞く」だの、
分かってんだか分かってないんだか、あー私にゃ分からんけど
でも平ったく言っちゃえば
日頃私らが当たり前に考えたり、やったりしてることを
一言で言い表してるんだよね、でしょ?な世界の学問(笑)。
現実の、“答え”なんて出ようもないこの世界の中では
「そうだよね〜」じゃなくて
「で?」とか「何?」とか
たぶん、そんな思いのほうが多いんじゃないかと。
岩松さんの芝居観るとそんなことを考えてしまうわけです。
いや、岩松さんがどう思われてその芝居を書いておられるのかは
全く知りませんけど。


で、観てきました『隣の男』。

現実と妄想とを行ったり来たり。
部屋に一人で居るときにやる、誰にも見せたことのない素振りとか、
夫婦だけしか知らない約束事とか、
今話題にしてることは、この人しか知らないはずって思ってると
実は別の人も知ってたりとか、
だけど知らないふりしてたりとか、
スリリングで、おかしくて、
でもそれでどうにかなっちゃうのかと言えば決してそうではなくて…。
だって“答え”は出ないわけですから。


大森南朋君、七三似合わんわ(笑)。
『深呼吸の必要』とか『ヴァイブレータ』とか
映画ではいい味出してましたが、舞台もやられるのですね。
お父さんの大ファンです(爆・カミングアウトしてどーする?>自分)。

鈴木砂羽ちゃん、大好き。
でもこんなに細っこい人だとは思わなかったな。
煙草のくゆらせ方がキレイで好き。

戸田昌宏はあのテンション高い声でずーっといけちゃうのが立派。
久遠さやかは煎餅喰うのに失敗していた(あそこは成功させないと・笑)。



しかしながら、この日のスペシャルは、ほんの数分現れたこの方。

小林薫さん

薫さんがこっち向いた瞬間、静まり返ってた客席が一瞬どよめいたよ。

あそこで全部持ってかれちゃいましたわな>出演者の皆さん。
ちゃんちゃん。
posted by チャッピぃ at 23:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月18日

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

昨夜のこと。
そろそろ寝るか〜と思ったら
NHK衛星で『華麗なるミュージカル・ブロードウェーの100年』
という番組の再放送をやっとりました。
(相変わらずのベタなタイトルありがとうございます>NHKご担当さま)


タモさんじゃないけど、ミュージカルってわざとらしくてイマイチ苦手。
でも友人の影響でなぜか結構数は観てます、しかも本場で。
『キャッツ』とか『オペラ座の怪人』とか『ミス・サイゴン』とか。
地味なとこでは去年だったかトニー賞でリバイバル賞獲った
『イントゥ・ザ・ウッズ』の初演も!
(「リバイバル」なんて言われると、エラい年取った気がするんだよなぁ…)
あ、残念ながら日本人観光客に人気の『オー!カルカッタ』は未見(爆)。


で『ラ・カージュ・オ・フォール』の段になったら
我が愛しのハーヴェイも登場。
(興味のある方はカテゴリ:ツボな役者さんファイルをポチッとしてみてください)
その後のエイズ問題、『ヘアスプレー』などの話題でも登場して
ちょっと得した気分に浸る私。くふふ〜

偶然なのか、日テレ『抱きしめたいっ!』には三上博史とエミ・エレオノーラが出演。
日本版『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
コンビですな。
コレ、舞台で観たことはないけど、映画は10回くらい観に通いました。


B00006AGIK.09.MZZZZZZZ.jpg


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006AGIK/qid=1119022259/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-3020988-1449139




手術に失敗して股間に残った“怒りの1インチ”と共に
時代に裏切られ、取り残され、
あるいは時代を先取りしすぎているヘドウィグ。
彼の心や身体から溢れ出んばかりの歌声は
観る者、聴く者の心を激しく揺さぶりまくります。

ジョン・キャメロン・ミッチェル!あんた天才だ!
posted by チャッピぃ at 01:04| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月21日

初めて観たんですけど…

『不機嫌なジーン』て、
顎にホクロのある人だけ集めてるドラマだったの?(爆)
しかもみんな同じ位置だし。
(内野聖陽、オダギリジョー、竹内結子…
考えずに集めたんだとしたらキャスティング担当者はかなりのホクロ好きスか?)


さて、きょうは久々に芝居を観てきました。
タイトルは『デモクラシー』。
なぜかホリプロ。

http://www.horipro.co.jp/ticket/kouen.cgi?Detail=49


市村ファンの友人に「行かない?」と誘われ、何の先入観もなしに観劇しましたが
なかなかに豪華なメンツがそろい、地味ながらスリリングな展開。
実話に基づいたお話らしいですが、何ともドラマティック。
(ちょっと話が込み入ってくると周囲には寝てた人もいたけど)

ただ鹿賀丈史(敬称略)が喋りだすたびに
『料理の鉄人』が頭をよぎってしまうという…(笑)。
だって抑揚とか、ホントに一緒なんですもん。
彼がまだカーリーヘアの頃はそんなこと感じたこともなかったのに
番組がヒットするって罪なことやね。
posted by チャッピぃ at 23:28| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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